10/11:ブラッドパッチ
更新がとても遅くなってしまいました。
この半年ほどリハビリと帰国と職場復帰とでバタバタしていたため、なかなか向き合えず。
ではブラッドパッチ編です。
造影剤投与のMRIでバッチリ脳脊髄液減少症の症状が出たので、
すぐにブラッドパッチをやることになりました。
治療のリスク等を通訳さんを通して説明してもらい、ネットで調べつくした内容と相違ないことを確認し、同意書にサイン。
夜にブラッドパッチをすることに。
陽気な看護士のお兄ちゃんに可動式のベッド毎手術室に連れていかれたのですが、
ロンドンの病院って廊下狭いんですよね。
築100年超の修道院改装してたりするので、最新の可動式ベッドはギリギリ。
普通に壁にぶつかられ、Sorryとか言われます。
真っ白い天井が流れていくのを見つめながら、
ただただ頭痛がなくなることを祈るばかり。
陽気な看護士さんはGood Luckと言って去って行きました。
手術室に着くと麻酔科の先生と、数人の看護士さん。
日本では寝ている状態でやるのが一般的なはずですが、まさかの座った状態での施術です。
「痛かったら手をあげてね」
そう言われつつ、さくさく血液が採取され、ブラッドパッチの準備がされていきます。
Gabrielle AplinのNovemberが流れてたなぁ。
部分麻酔を打たれ、いよいよ腰に血液注入です。(あ、部分麻酔は普通に痛いです。)
血液注入された瞬間に何ともいえない鈍痛が腰から股関節に走ります。
い、痛い…
手をあげると「もうちょっとだから頑張って」と言われました。
いつも思うんですけど、手あげる意味ないですよね…
ちなみにブラッドパッチの痛みは人によってかなり違うようです。
施術自体はものの15分で終了したので、そのまま可動式ベッドで病室まで運ばれてゆき、朝まで絶対安静で寝返りを禁じられました。
仰向けです。
ブラッドパッチを下のは腰です。
全体重が腰にかかるなか麻酔が切れて死ぬほど痛い。
LINEで友だちにひたすら痛いと泣き言を送り続け、
夜遅いのに様子を見にきた主治医に、腰が痛すぎて頭がいたいのかわからないと言い、
最終的に痛み止めの点滴で眠りにつきました。
まあ、麻酔切れた瞬間に起きましたけどね。
そんなこんなで、ブラッドパッチは終了したのです…