脳脊髄液減少症と海外入院日記。

突然発生した頭痛と頚部痛。病名は脳脊髄液減少症。海外での通院と治療の記録。

10/14:退院後1日目

数日ぶりの自宅です。

朝起きても頭痛はなく、首が引っ張られるような痛みもありませんでした。

 

ただ後頭部から首にかけてとても重たく、ソファにもたれかかっていても1時間身体を起こしているのも辛い。

発症からほぼ1ヶ月。早期発見だったとはいえ、ほとんど寝たきりで過ごしていたため体力も落ち、頭を支えていた首の筋肉も衰えていたのかもしれません。

 

ブラッドパッチの成功率は五分五分。

成功しても完全に症状が消えることはなかなか難しいと言われています。

今すぐ普通の生活に戻りたいのに戻れない。

身体が言うことをきかない。

これはかなりストレスです。

 

上司とも相談し、日本で一般的に入院期間となる2週間は自宅療養することになりました。

 

この年のロンドンはもうすっかり秋なのに、天気がいい日が多かった気がします。

母が掃除をするきにベランダのドアを開けると、ロンドンの秋の匂いがして

心地いい反面、寝たきりで過ごすことしかできないことが哀しくて仕方なかったです。