脳脊髄液減少症と海外入院日記。

突然発生した頭痛と頚部痛。病名は脳脊髄液減少症。海外での通院と治療の記録。

ブラッドパッチとは?

次の日記はブラッドパッチ編なので、

当治療について書いてみようと思います。

 

脳脊髄液減少症で臥床安静に効果がない場合、ブラッドパッチと呼ばれる治療が行われます。

硬膜外自家血注入法(Epidural Blood Patch、略してEBP)は

文字通り硬膜外に自分の血液を注入する方法で

注入箇所は漏出箇所により異なりますが、

腰、背中、首のうちの1箇所或いは複数箇所に行います。

 

注入された血液は髄液が漏れている箇所をかさぶたのように塞ぎ、自己修復機能を助けます。

ブラッドパッチ後は病院の指示にもよりますが、日本では2週間の安静が一般的みたいですね。

 

治療自体は大きなリスクがあるものではなく、感じる痛みは人によって様々。

 

ブラッドパッチ後の経過も人によって様々ですが、ネットで調べるとネガティブな内容が多いので、

これからやる方はあまり調べすぎることはおススメしません…

 

病は気からということもあるので、

担当医を信じて前向きに治療に臨んだ方が良いと思います!