脳脊髄液って?
脳脊髄液減少症は、文字通り脳脊髄液が減少し、頭痛、頚部痛、目眩や全身倦怠感、手足の痺れなど様々な症状が発生します。
では脳脊髄液とは?
Wikipediaによると「脳脊髄液(のうせきずいえき、cerebrospinal fluid、CSF)とは、脳室系とクモ膜下腔を満たす、リンパ液のように無色透明な液体である。」だそうです。
そもそも我々の脳は頭蓋骨の中で、この脳脊髄液の中に浮かんでいます。
脳脊髄液が減少すると浮かんでいる脳は重力により下にさがり、
それにより頭痛などの症状が起きるという訳です。
全てインターネットで調べた内容ですが…
ここで、単純な私は考えました。
脳脊髄液が減ってるなら、増やせばいいんじゃない?
貧血の人が鉄分を多く取るみたいに対策がとれるのでは??
寝てるだけで暇なのでひたすらネットサーフィンをし続けて得た結論、
世の中そんなに甘くない。
Wikipediaによると「脳脊髄液は弱アルカリ性であり、細胞成分はほとんど含まれない。」とのこと。
つまり、ほぼ水。
健康であれば成人で1日500ml作られるものらしいですが、増やす方法は特にない。
だから何よりもまず水分補給と安静が必要なんですね。
一般的には十分な睡眠と栄養、水分補給、ストレスを溜めないことが脳脊髄液の産生に必要と言われています。
でもそれってどの病気でもだいたい言えることだし…
インターネットで見つけた論文には、体温と髄液産生の関係について、ネコでの実験例として
直腸温度の上昇と共に、髄液産生量が増加したというものもありました。
https://www.jstage.jst.go.jp/article/nmc1959/18pt2/3/18pt2_3_175/_pdf/-char/en
同じ哺乳類の人間に共通するかは全くわかりませんが、物は試しです。
退院後、首が引っ張られる感じが消えなかったため、とりあえず温めてみたところ、
何となく緩和されたような。
ただ単に筋肉が緩んだだけかもしれませんが…
効果はまだ様子見です。
これだけ医学が進んだ世の中でも、
まだ謎な部分が多い人体。
もし髄液の産生量を促進させるような薬があれば、この病気で苦しむ人が減るのではないかと思う今日この頃です。