脳脊髄液減少症と海外入院日記。

突然発生した頭痛と頚部痛。病名は脳脊髄液減少症。海外での通院と治療の記録。

9/24: 病名が判明しました

言われた通りコーヒーと水を飲み続け、

できる限り横になって過ごしたものの頭痛は相変わらず。

一人暮らしなので横になるのにも限界があり、精一杯力を振り絞って洗濯をしたり…。

この病気で1番重要な安静が、本当に難しい。

 

夜になって診察を受けると、先生がMRIの結果を説明してくれました。

脳に異常はなく、本来であれば空いているはずの空間が僅かに狭いと。 

むしろ脳はとても綺麗な状態で素晴らしいよと褒められました…褒められて喜んでいいかよくわかりませんが。

そして告げられた病名はSpontaneous Low Pressure Headache。

日本語だと急性低髄液圧症脳脊髄液減少症にあたるものです。

 

この病気は薬を飲んでどうにかなるものではないため、

ひとまず5日〜2週間の安静、カフェインと水分の充分な補給で様子を見ようということなりました。

 

この日からほぼ寝たきり生活がはじまった訳ですが、

病名が明らかになったことで精神的な不安は少し和らぎました。

最近広く知られるようになったものの、この病気はまだ知名度が低く、

日本でも幾多もの病院で検査し、病名が判明したころには1年以上経過していた、という方も珍しくありません。

早期に病名が解った私は幸運だったと思います。